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文系科目――例えば歴史、哲学、美学、社会、政治、文化、言語など――をやっていると、
「それって何か役に立つの?」なんて質問を割とよく聞く。

たぶん、質問者の意図として無意識のうちに工学や医学などの専門職、つまり手に職をつけるような、
露骨に言えば「それさえあれば食っていける」学問との比較があって、
そういった理系、いわゆる実学的な学問と比べると、
文系というのはなんとも捉え難い、ぼんやりとしたことをあれこれ言い合っているようで、
一体全体何をしているのかわかりゃしない。

理系の研究なり、技術発展の結果なりは具体的で、難解であってもはっきりとしている。
しかも近代以降、生活に科学が与える影響は非常に強くなっているもんだから、
研究や技術発展の結果が出て、10年も経てば生活の中にどんどん入ってくる。
パソコンしかり、携帯電話もしかり。


この記事は別に文系理系の比較やら、比較した上でどちらが良いか、なんてことは主題では無い。
ただ、先ほどの「何の役に立つのか」という問いの答えを考える上で、少し触れたまでである。
繰り返して言うが、理系はこの問いに具体例を挙げてはっきりと答える事はできるが、
僕みたいな文系(もちろんすべての人がそうだとは言わないが)には、この質問はなかなか答えづらい。

やる意味はある、無意味ではない、とは思ってるし、役に立つのは分かっているが、
それを一言で説明するのはなかなかどうして難しいものがある。


「何の役に立つの?」と問われれば、僕はこう答える事にしている。
「そういう単純な質問をしなくて済むようになるよ」と。

僕がやっている文系科目は、手に職がついたり、資格がもらえたり、
それさえあれば飯にありつけるといったものではないけれども、
歴史や文化、その背景にある思想や、過去の悪しき教訓などを知ることによって、
自分の視野を広める事ができるし、物事を多角的に捉える事ができるようになる。

さっきの問いの例で言えば、役に立つという言葉の意味は、一つじゃないってことがわかるようになる。
視野を広めて、物事をいろんな角度から見るということは、
就職に有利ではないかもしれないけど、何の役にも立たないことだろうか?
社会に出て、職に就いて、食いっぱぐれが無いことだけが役に立つことだろうか?

この場合、質問者の意図している「役に立つ」と、僕の考えている「役に立つ」とは、
形(タイプ)は同じだが、その言葉が持つ中身(トークン)は微妙に違う。
質問者の意図は「世の中、あるいは社会で生きるのに役に立つ」であるのに対し、
僕のは「自分の人生、生き方に役に立つ」という差異がある。
だから、この問いと答えにはある種のズレがあり、
そのズレから僕と質問者との「役に立つ」という言葉の意味の差異、
もっと言えば価値観の違いが明らかになる。


そんな風に物事をいろんな角度で見ていくこと。これができると、
「?は?なのだ」とか「?である」といった断定的な言葉にぶつかったとき、
「本当にそうなのだろうか」と、一瞬疑う事でいろいろ考えてみる事もできる。

別になにもかも疑って信じるな、とそう言っているわけじゃあない。
いろいろ考えた上で、あぁなるほどと納得するのはいい。何の問題もない。
ただ聞いたことを頭から信じて、そのまま受け取るのはよろしくない。

聞いたことは、いろいろ自分の持ってる知識や経験と突き合わせたり、他の意見と合わせて、
自分なりに納得する。そんな風に吸収していかないと、活きた知識にならない。
聞いたことをそのまま言うだけの知識は、所詮借り物だから自分自身が本当にうまく使うのは難しい。

考えた上で納得する、あるいは否定する。
これはちょうど素材を選り分けるようなもので、これは使えると思った素材であっても、
ただそのまま取っているだけでは使えない。
用途に合わせて柔軟に使えるように、自分自身で加工してやらなければならないのである。


少し脱線してるような気もするけれど、
僕は文系は何をやっているのか?と聞かれれば、それは多様な価値観に触れることだと答える。

価値観は絶対では無く、多様なものである事が分かれば、物を見る目が劇的に変わる。
価値観とは色眼鏡のようなもので、僕たちは大なり小なり文化圏という色眼鏡をかけて暮らしている。
緑の色眼鏡を持った人と青の色眼鏡を持った人とが、
「これは青だ」「いや緑だ」とかいって喧嘩することもよくある。
異文化コミュニケーションとは、
要するに相手の価値観を――受け入れるかどうかは別として――認めることだと僕は思う。

たった一つの色眼鏡しか持っていないといろいろと困った事が起きる。
例えば赤い色眼鏡しか持っていないと、黒い物と青い物との区別がつかなくなるし、
そもそも赤い物が見えない。
そこで青やら緑やらのいろんな色眼鏡を持っていると、物事の理解はより深まるし、
青い人や緑色の人と共感することができる。

そんな風に、物の価値は絶対でなく、価値観によって決まることを理解し、
世の中には多種多様な価値観があることを知っている人は、柔軟な生き方ができる。
最近、定年退職すると「生きがいを失った」と感じる方が多いそうだが、
仕事に専念するだけでなく、趣味に没頭することもまた価値あることだと分かっていれば、
そんな悩みを抱かずに済むかもしれない。


ここで再び最初の質問、「文系のやってることって何か役に立つの?」に戻ってみる。
僕の答えはこうだ。「自分の人生を豊かにすることができる」。
僕は、例えば科学者が「人類の為に偉大な発明をしたい」といった、立派な志は持っていない。
大学に行って学ぶのは自分の為だと思っている。
世の中に貢献する、しないは、自分が学んだことの結果であって、
世の中に貢献することを目的として、学んでいるわけではない。

とはいえ、僕の意見をどう思うかは、この記事の途中にあった通り、
まず「本当にそうだろうか」と疑ってみて、あれこれ考えて自分で判断すればいい。
人間最悪なのは自分自身というものが無いこと。
自分らしさを強く意識する必要は無いけれども、心の中で自分はどう思うかと問う事をしないと、
いつのまにか自分が消えてしまう。そうならないように日ごろからあれこれ考えるのはいいことだと思う。
・・・こんな風に理屈っぽくなるけどね。



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2010.12.09 11月 その2
残念だよセガ・・・実に残念だァ!

(´゚д゚`)
2010.12.08 11月
久々の名作

ヽ(^o^)丿
タイトル通り。
どうも、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
紅です。


とうとう12月になり今年も残すところ後わずか
世間では梨園がリオンに殴られたり
狩猟解禁してみたり
メイプルではビッグバンが起きて何やらいろいろと大変な模様
大変な最中変体が駆け抜けるんだからさらに大変


とりあえず、メイプルの話題でも。


ビッグバンが起こったことでマップが大幅に変わった。
そしてスキルも。

5桁が普通 の時代から 6桁が普通 の時代へ。


時代もスキルもマップも何もかも変わっても
追求するはネタ、ただ1つ
そう思ってネタの探求へ


今一押しのネタと言えば、敵を狩ってる最中に落とす「ビューティーランダムチケット」というアイテムだろう、多分。

使用すると、ランダムで顔、髪型、髪色、肌色が変わる というものである。
ちなみに敵は無限に落とし、かつ何度でも使用することができるので好きな顔が出るまで遊べる。
期限は・・・年末までだったかな?
出てくるものの中にはカリスマでしか出ない髪形や、梅雨の期間限定だった緑色の肌なんてのもあるので、

つまらないー、やることないー、ひまー

というあなたも一度やってみるといいんじゃないだろうか。(参考になりそうなSSは撮ってないので省略



ギルドのin率低迷でinしていても少し物足りなさを感じるので誰か来るといいですよ
そんな今日この頃の近況報告でした。
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